


コレコレプロデュースアイドル『コレって恋ですか?』2回目のライブ『コレ恋LIVE!! vol.2』レポート(2019年12月1日)
「YouTuber(ユーチューバー)」という言葉が流行語となり、誰もが知る「職業」となりました。自分で動画を作って公開している人たちのことですよね。
また、「ライバー」という言葉もよく聞くようになりました。こちらは、ライブ配信をする人そのものを指す言葉です。ライブ配信を「職業」とする人も少しずつ増えてきています。
どちらも動いている映像を扱っています。似ているようですが、どう違うのでしょうか。
「YouTuber」という言葉は、世界最大の動画サイト、「YouTube(ユーチューブ)」で動画を公開している人、という意味で使われていましたが、今や幅広く、動画コンテンツを制作している人の事を指します。動画に関わる人で、YouTubeを使っていない人はほぼいない状況となっていますので、それでも支障がないのでしょうね。
今やYouTubeにもさまざまな機能がありますが、元々は自分で撮った動画を、ネットを通じて多くの人と共有するためのサービスでした。
ですので、「YouTuber」といえば、動画をつくる人、ということになります。
この場合の動画は、アーカイブ動画の事です。アーカイブ動画は、「過去に撮影された動画で、それを編集して視聴しやすくしたもの」です。
それに対して、「ライバー」は、リアルタイムに、まさに今起きていることを伝える仕事をする人。今、世界のどこかで起きていることを、そのまま無編集で伝えるのが「ライバー」ということになります。
多くのライブ配信プラットフォームでは、ライバーに対して、テキストコメントで反応を返すことができます。
ライブ配信の視聴者は「リスナー」と呼ばれます。リスナーは、リアルタイムに起きていることに対して、コメントで干渉することができる、という楽しみがあります。
アーカイブ動画にもコメントはできますが、リアルタイムなやりとりではなく、映像コンテンツに干渉することはできません。
YouTubeにアカウントをつくってクリエイター活動をしている人を「YouTuber」といいます。
「YouTuber」という単語の使用については、Google社が以下のように説明しています。
https://www.youtube.com/intl/ja/yt/about/brand-resources/#partners-advertisers
からの引用:「YouTuber」や「Tuber」という単語は、オリジナルの動画や音楽コンテンツを制作して YouTube にアップロードしている人を指す場合にのみ使用するようお願いします。
「オリジナルコンテンツ」とは何か、というのがまた厳密には難しいですが、自分で作った音楽作品や、自分で撮影して編集した動画をアップロードしている人であれば胸を張って「YouTuber」ということはできるでしょう。
ライブ配信を再編集して、アーカイブ動画として公開するというライバーも増えてきています。
この方法は非常に有効で、リアルタイムな生放送に参加できなかったリスナーも、後日自分が好きな時間にアーカイブ動画を視聴し、コンテンツを楽しむことができます。
アーカイブ動画は、無編集でそのまま「全尺アーカイブ動画」としてUPする場合と、ライブ配信の内容から、特に面白かった部分をピックアップして編集し、短くまとめた「編集済アーカイブ動画」をUPする場合の2種類があります。
ライブ配信の性質にもよりますが、編集し短くまとめた編集済アーカイブ動画の方が好まれるようです。
編集済アーカイブ動画を定期的にUPすることによってYouTube等の動画プラットフォームでも人気を獲得し、そこで得たファンにライブ配信を観てもらうことによって、ファンを増やしていく、という手法が確立しつつあります。
(2019年1月,ライバー編集部)