ライブには世の中を変える力がある

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【ライバー社スタッフインタビュー】マネジメント部A&Rユニットの菊池則行さん「キャラの濃い人たちが集まっていて、良いパーティーだなという印象を受けました。」

2019.08.086:30
natchan

株式会社ライバー

ライバー社をみなさんに知っていただくため企画された「ライバー社スタッフインタビュー」。今回はマネジメント事業部A&Rユニットの菊池則行さんにお話を聞きました。

ーーー早速ですが、菊池さんのこれまでの経歴を教えてください。

菊池さん:僕は大学時代、中世の日本史や民俗学を専攻していて、古文書を読んだり、夏は2週間くらい山村でフィールドワークを行ったりしていましたね。就活の時期には、そのまま大学院に行って研究の道にすすむか、就職するかどうか迷いました。当時は就職氷河期が始まる時期だったので、気づいたら周りの人たちが就職の準備を始めていて。自分は音楽や雑誌が好きだったので、出版社とレコード会社に絞って就職活動をしていたら、幸運にもレコード会社(ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社することができました。入社後はレーベルの宣伝部署に配属されて、プロモーターとして主に音楽専門誌向けの宣伝業務を1年半くらい行っていましたね。その後は新人発掘の部署に配属されて、格好いいバンドやシンガーを社内のレーベルやマネジメントに対してプレゼンしていました。そして新人発掘の業務内で知り合った方から誘われて、レーベル部署に移動して、初めてA&Rの仕事に携わりました。

ーーーA&Rユニットとは、どんなお仕事ですか?

菊池さん:Artist(アーティスト)& Repertory(レパートリー)の略で、新人発掘から音源制作、売り方や宣伝のプランニング、実行までを全部やる仕事です。ディレクターと呼ばれることも多いですけども、従来のディレクターよりも業務範囲がすごく広くて、人によっては曲のアレンジ作業などから大型タイアップの獲得まで携わることもあります。その人の特性によって守備範囲が違うというか、色んなタイプのA&Rの方がいますね。僕自身、一番心に残っているのは、あるアーティストのデビューから解散まで10年以上携わったことです。下手したら自分の恋人よりも会っていたし、かなりの時間そのアーティストのことを考えていましたね(笑)。

ーーーその後、ライバー社に入社したきっかけは何だったのでしょうか?

菊池さん:レーベル部署で働いている中で、ここ5年くらい、デジタルプロモーションがすごく重要になってきているなと思っていました。しかもかつてのように色々なメディアに全方向で露出するっていう感じじゃなくて、むしろ全方向に露出しない方が、効果があるのではないかと感じていました。何をやる/何をやらないっていうメリハリやポリシーみたいなものが重要になってきていて、中でもデジタルメディアをどう組み合わせて活用していくかが重要になってきたなと。僕自身もちょうど環境を変えて、音楽とネットテクノロジーが掛け算になるところで仕事をしたいなと思っていたんですよね。とはいえ、クリエイティブに対して理解があるところじゃないといけないなと思っていました。そんな時にライバー社に出会って、どうやら会社の人はみんな音楽が好きそうだぞ、と。それで、ちゃんとマネジメントの中でA&Rユニットを立ち上げると聞いたので、お世話になることにしました。あと、Wantedlyのインタビューを見た時に、みなさん良い意味で怪しそうだったのが良いなと思ったきっかけです(笑)。それぞれの業界や領域で、ちゃんと実績を作ってこられたキャラの濃い人たちが集まっていて、RPGで言うところの良いパーティーだなという印象を受けました。

スタッフインタビュー

ーーー入社前から動画クリエイターやアーティストの動画をご覧になっていたのでしょうか?

菊池さん:そこまで動画は見ていなかったんですが、どうやらイベントの動員数が凄いらしいと噂では聞いていました。僕はそれまで、ロック系のフェス文化にどっぷりだったので…。ただ、イベントにはかなり若い人が集まると聞いていたので、いいなぁと思っていました。

ーーー菊池さんは今、どんなお仕事をされているのですか?これまで経験してきたA&R業務との違いはありますか?

菊池さん:今は、配信者や歌い手たちのCD制作のお手伝いを始めています。ライバー社のA&Rユニットはマネジメント内のレーベルで、マネジメント自体も配信者に特化しているので、何でもかんでもやればいいというわけじゃないのが面白いところですね。普通に一般的な考え方だと特に疑問もなくやってしまうところを、「それだとファンの方が悲しむ」とか「ファンの方に響かない」という観点で、あえて限定して深く届けるのが特徴的です。CDもCDありきではなく、ファンの方に届けるグッズの中の1アイテムとしてCDというパッケージが位置しているという。音楽性云々ではなく、まずは配信者の人格をファンが認めて、それがグッズの購買欲にもつながっているんですよね。

ーーーライバーの配信は入社前よりも見るようになりましたか?

菊池さん:やっぱり気をつけて見るようになりました。知れば知るほど奥深い世界だし、良い意味で混沌としていますね。もし自分が10代後半~20代だったらって考えると、身近で面白いし、間違いなく夢中で見ているよなぁと。嘘がないし、ありのままを喋って、自分が思うことをカメラ越しに日々表現しているところに面白さを感じます。それに、ちゃんと一個人として、コンテンツの内容や見え方も工夫されているなと。このシーンから新しい才能は絶対出てくると思うので、そういう方々のクリエイティブ面でのお手伝いができたらいいなと思います。

ーーーライバー社の中で、A&Rユニットはどんな位置付けにありますか?他の部署との関わり方について教えてください。

菊池さん:マネジメント事業部の中に3つ部署があって、マネジメント・イベント・A&Rのユニットに分かれています。この3つの部署がすごく密接にやりとりして動いているのが、ライバー社の特徴かなと。ライバーのマネジメントをしている中でクリエイティブなものが必要になった時には、マネジメントのユニットとA&Rのユニットがそれぞれ知恵を出し合います。また、パッケージを作る以外に「ちゃんとイベントも実施しましょう」なったら、イベントのユニットがイベントに向けた細かいサポートをしていくという流れですね。

ーーーA&Rユニットができたことで、これからライバー社はどう変わっていくと思いますか?

菊池さん:マネジメント事業部は大きく言うと、常に所属ライバーの価値を上げ続けていかなければならない仕事だと思います。それをA&Rユニットがクリエイティブ面や音楽面から支えていくことで、ライバー社のメリットに貢献していければなと。配信者たちは音楽をやっていくことで表現の幅が広げられますし、音楽はファンと対面で触れ合う場を提供できると思います。

スタッフ

ーーー菊池さんから見て、ライバー社はどんな会社で、どんな魅力があると感じますか?

菊池さん:ダイナミックな会社だなと(笑)。スピード感や意思決定の速さがありますね。ビジョンは固まっているけど、細かい部分は自分たちが意見を出しながら作っていけるので、それが楽しいと思います。みんなで知恵を絞って問題解決をしていけるし、ライバーたちは個人の商圏や経済圏を持たれている方なので、それを一緒により大きなものにしていく面白さがあるのではと。音楽に対する携わり方って色々あると思うんですが、ライバー社だとマネジメントやA&R、イベントの部署が密接に関わっているので、その中にいると全てのスキルが身につくと思います。ライバー社のマネジメントに身を置いて、勢いがあるシーンで3つの領域を一気に見ることができるのはすごく得られるものが多いし、単純に面白い。ここで一人前になれば、どこに行っても認められる存在になれると思います。

ーーーA&Rユニットにはどんな人が向いていると思いますか?また、菊池さん自身はどんな人と一緒に働きたいと思っていますか?

菊池さん:やっぱり「好奇心のある人」ですかね。好奇心があれば、大体のことはクリアできちゃうのではないかと。僕自身も人や、人が作るものに対して好奇心がある人と働きたいなと思っています。あとは、楽しく働きたいですよね。こういう仕事をしていると、トラブルは間違いなく起きると思います。それを暗い顔でバスターしても仕方がないと思うので、楽しくゲラゲラ笑いながら仕事したいですね。

株式会社ライバー

ーーー最後に、今後の個人的な目標などがあれば教えてください。

菊池さん:今、ライバー社からどんどん有名な歌い手やクリエイターが出ている状況です。ただ、まだまだ世の中からは認知されていなくて、「何だか得体が知れない」っていう見方をされているのではないかと思います。伝え方も工夫して、パッケージでも再生回数でも、ちゃんと音楽ランキング上位に入るようなクリエイターをライバー社から生み出していきたいです。イコール、ライバーやライバー社の認知に繋がると思っています。例えば、街を歩いている女の子に「あの人、いいよね」と普通に言われるようなアーティストやクリエイターを輩出していきたいですね。

◆菊池則行(きくちのりゆき)
株式会社ライバーA&Rユニット
2019年入社。
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントそして株式会社ソニー・ミュージックレーベルズにて新人発掘、音源制作ディレクター、プロデューサー、メディア宣伝業務に従事。
レーベル「キューンミュージック」では15年間に渡ってA&Rを担当し、制作した音源 / 映像商品は100タイトルを超える。

<過去の担当アーティスト>
・電気グルーヴ(石野卓球 / ピエール瀧のソロ活動を含む)
・砂原良徳
・DISCO TWINS
・DJ TASAKA
・日暮愛葉
・あふりらんぽ
・POLYSICS
・Koji Nakamura
・Hemenway
・FOLKS
・チャットモンチー
・橋本絵莉子波多野裕文
・ASIAN KUNG-FU GENERATION

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ライバー編集部からのおしらせです