ライブ配信には世の中を変える力がある

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何度も浮気された尽くしすぎる女の子が注目YouTuberになれた理由〜にたまごさんインタビュー〜
2019.06.2611:54
ぱぷりか

「【性欲強い女】の特徴、教えます。」「営みまでのトリセツ」など、ちょっぴりセクシーな恋愛テクニックを伝える童顔美女のにたまごさん。

昨年夏にYouTuberとしてキャリアをスタートさせ、現在チャンネル登録者は12万人を超える、注目のライバーです。

実は以前は自信がなく、ダメンズばかりと付き合っていたという彼女。YouTuberになった経緯から、動画に対する思わぬ反応、現在の目標まで赤裸々に語ってくれました。

 

YouTubeを始めるきっかけは恋人の浮気

――動画を始めるきっかけは失恋だったとか。

はい(笑)。もともと浮気されやすい、振り回される女だったんですよ。去年、すごく尽くしていた彼に浮気されて…。

家から彼氏の部屋まで4時間かけて行って、掃除して帰る。そのくらい好きだったんですが、突然「別れよう」と言われて。

好きなまま別れたんですごくつらかったんですが、別れてから2日後にSNSで彼が膝枕されている写真が上がったんです。着ている服が家に帰ってこない日の時のもので、時間軸的に浮気されてたんだなとわかりました。好きすぎて気づかなかった…。

そこから恋愛について心理学を勉強し始めました。もともと相席バーのスタッフとして働いていて、そこで見た男女の恋愛でも勉強になりました。

私みたいに振り回される女の子が増えないように、みんながモテテクを使えればハッピーだなと思ったのが、YouTuberになったきっかけです。

――YouTuberになるために通っていた大学も辞めた。

もともと保育の大学に通っていたんですけど、興味がなくなってしまって。教育系は忙しいし、興味のないものに時間を使うのも嫌。

新しい自分になりたいという思いもあって、全部一旦リセットするために辞めました。今のままの自分じゃ、人としての魅力も低いとも思って。

大学には推薦で行っていたし、親にはめっちゃ反対されましたが、最後は納得してもらいました。

――インフルエンサーにはいろんな形があると思いますが、なぜYouTubeだったんですか。

以前ファッションECの「17kg(イチナナキログラム)」でアルバイトをしていて、自分のアパレルをやりたいと思ってました。

Instagramもやっていたんですが、フォロワーは1000人くらい。写真じゃだめだなと思って、動画に切り替えました。

 

動画のテーマは市場調査から「恋愛」に

――恋愛をテーマにした動画というコンセプトは最初から考えていたんですか。

最初から決めていました。まず自分が得意とする分野はなんだろうと考えたとき、これまで恋愛しかしてこなかったので、「恋愛」をテーマにしようと思いました。

そこから恋愛のYouTubeって誰がやっているんだろうと調べると、おじさんやおばさんがやっている「婚活」のものしかなかったんです。

20代と30、40代の恋愛は違うし、20代の恋愛について発信しているのはメンタリストのDaiGoさんくらい。

でもDaiGoさんは男性だし、動画も30〜40分と長い。動画を短くして、なおかつ女の子が配信すれば誰かが見てくれるだろうという絞り込みをして今の形に決めました。周りからのアドバイスとかではなく、全部自分でコンセプトを決定しました。

今は恋愛に関する本は月に5〜10冊くらい読んでいます。

――内容的にはなかなか過激なものも多いですが、そこをあえて攻めようと思ったのはどうしてだったんですか。

えっ、感覚(笑)。記事とかを読んで、自分が興味を持つジャンルは視聴者の人も興味を持つだろうなと思っていて。これ知りたいなと思うものをトピックにしていった感じです。

――「好きなことで、生きていく」ではないですが、これで食べていくという感じだったんですか。

全然。最初は月2本くらいしか動画を出してなくて。大学を辞めたわりに力は入っていなかったかな。辞めた瞬間に反動で若干遊んじゃったというのもあって(笑)。

5本目の動画「【性欲強い女】の特徴、教えます」が150万回視聴いって、そこからですね。前日まではチャンネル登録者数が300人くらいだったのが、1万人にポンと増えたので、これはきたなと。

「この波に乗っからなきゃ」「このまま100万回再生の動画がもう1回出るのはないかなと考えて、YouTubeを続けるためにとりあえず出そう」と思って、動画のペースを2日に1本と増やしていきました。動画が150万回視聴いってなかったら、YouTubeを辞めてたかもしれないです。

――動画をやり続けていく中で変化は出てきましたか。

心理学について話すので、感情移入されたくないと最初はAI風にしゃべりたいなと思ってました。アシタノワダイとかアニメコンテンツ風に出している動画は、AI風に喋っているから内容がすっと入ると考えていて。

あくまで主役は心理学で、私は伝える人としてやりたくて、最初は人間味を出さなかったんですが、だんだん喋るスピードを早くしたり、コスプレをしたり。固定カメラでずっと撮っていたので、絵面を変えるためにコスプレだったり、歌を歌ったりと飽きさせない工夫はいつも考えていました。

あと私が「パンツ」と言うだけで視聴者が喜ぶというか(笑)。そういう単語だけでもいいので、何がウケるのか実験しました。

最初は私のことを知らない人なので、コンテンツ釣りで考えていたんですけど、今年1月からはデートスポットや部屋から出る動画も出しています。部屋から出る動画は私に興味がないと見ないと思ったんですけど、普段の動画と再生数が変わらなかったので、私のファンが増えてきたのかなと感じてます。

 

セクシーになりたいという女の子は多い

――視聴者の男女比でいうと、今はどのくらいですか。

男性がほとんどです。インスタもツイッターも。徐々に方向転換して女性ファンも作りたいなとは考えています。セクシー系だけだと飽きがくると思うので、定期的に「どの動画が観たい」とアンケートをとってます。

以前はセクシー寄りだったんですけど、最近はルーティーン動画だったり、メイク動画だったり、そこから離れたものを見てみたいという声も増えてきました。自分の中でキャラを設定して、YouTubeはやっているんですけど、キャラを設定していない素の部分。

浮気されたときに酔って、号泣している動画を過去に上げたんですけど、そこは好評だったのでそういう部分も出していきたいです。

――恋愛についての相談は男女ともにくるそうですね。

1か月に500件以上来ます。最初は全部に返信していたんですけど、最近はちょっと難しくなっています。

――どんな悩みが多いんですか。

男性から「これは脈ありですか、脈なしですか」という相談が多いんですけど、情報が少ないので判断しにくく、答えづらいですね。

「次のデートって、誘ってもいいですかね?」という相談もあるんですけど、女の子って次のスパンまで時間が空いちゃうと飽きちゃうから、早くした方がいいとは伝えます。

「3回会った」と言われて、その期間は?と聞くと「2か月で3回」と返ってくる。でも、その2か月の間に女の子はいろんな出会いがある。駅で出会っちゃうかもしれないし、アパレルのお兄さんに出会うかもしれない。女の子って飽き性だから、期間は空けない方がいいです。

――刺激的な動画だと、批判などもあると思うのですが、凹みますか。

全然(笑)。もっと批判が来てもいいのにな、少ないなって思います。

私がやっていることがある程度のあざとさではなく、いっちゃっているあざとさなので、「今日の動画はつまらない」とかコンテンツに対しての批判はあるんですが、私自身に対しての批判をする人はいないです。

綺麗事は言っていないし、下ネタだからこその平和です。

――女性ファンの反応とかはどうですか。

セクシーになりたいという女の子は多くって。私はお姉さん顔じゃないけど、セクシーさを出しているので、そういう顔を出したいとか、メイクが知りたいという子がいます。子供っぽい顔だからこその共感はあります。

 

あの別れがあったからこそ、今がある

――動画を始めるきっかけとなった元彼への思いは、もう振り切れましたか?

そうですね(笑)。別れた直後は「私が悪かった」と思ってたんですよ。でも今は本当に別れてよかったと思ってます。よく考えると、元彼の前からクズしかいなかったです。

付き合ったら、みんなダメンズになってました。もともとクズだったんだけど、つくしちゃうタイプなので余計に調子にのらせちゃう。自分から好きになることはないんですけど、好きと言われると、その相手のことを好きになっちゃう。

恋愛をしている自分が好きだった。自己評価が低かったというのもあると思います。

――この仕事をして自信がついたり、恋愛に対する考えも変わりましたか。

自信はあまり。ただ暇ではなくなったので、メンヘラ感は薄くなりました。

恋愛では心理学的にこうだと相手を判断するようになりましたね。会話の仕草、返信の早さであったり。ダメンズは卒業かなと思います。YouTubeを始めてファンは増えましたけど、あまり遊ばなくなりました。

大学を辞めた時、友達と繋がりを切ったんですよ。もう会わないなと思った人のLINEは削除したし、友達は2、3人くらいしかYouTubeを初めてから会っていないですね。

今は仕事につながる人と会いたいなと思ってます。仕事をどうやって成功させたとか、そうした話を聞くのが楽しいです。

――同業者の話でためになったこととかありますか。

私は目の前の動画を作ろうとどうしても思っちゃうんですけど、100万人、200万人登録者のいる人気のあるYouTuberは、1年単位、2年単位で動画の計画を考えているんです。

夏にダンス動画を撮りたいから、冬からダンススクールに通い初めて、その工程も全部コンテンツにして、完成を夏に持っていく。そうした計画性はためになりました。

――今後の目標はどこでしょう。

数字的にはチャンネル登録者50万人を目指したいです。他のYouTuberの方とのコラボも今までしてきていないので、今年はやってみたいです。

さらに恋愛を盛り上げるためには、私が動画を発信するだけじゃダメだなと思っていて、イベントだったりセミナーをしたり、動画から出た活動も考えています。公開での恋愛相談とかもしたいですね。

(了)
インタビュアー:徳重辰典
写真:深水英一郎

 

にたまごさんのTwiiter:https://twitter.com/___nitamago___

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCeFpMZW3r1-4uM6EY4CtV0Q

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